落花生の老舗 中村商店 は、現在準備中です。

2022/09/15 11:36

9月半ばになっても暑い。オーソドックスな鷹の爪が赤く色づいたものの割合が多くなってきた。台風も近づいてきている事だし、再度収穫。


鷹の爪は順調だが、その他の品種はまだ実が出来てなかったり、色づきがイマイチだったり。40×20センチサイズのバスケットに満杯に収穫。赤い実が7割、青い実が3割といったところ。

洗って水分を取り除く。前回、収穫し冷凍したぶんも追加し青い実と赤い実を分別しヘタ部分をカット。実を割いて種を取る。この時、絶対ゴム手袋は着用必須。辛味成分が手について、うっかり目なんかこすったりすると大惨事になる。一個一個裂いては種をこそぎ取る。50個くらいやったところでこれは膨大な時間がかかるなと思い断念。とりあえずヘタ部分だけ取り除き種ごと粉砕する事にした。
フードプロセッサーへIN。蓋を開ける。唐辛子の刺激が鼻腔にきてむせる。ペースト状態にドロドロになるかと思いきや、わりと粗目のフレーク状になった。種の形はそのままだ。これ液状になる?途中で穀物酢・食塩をIN。再度攪拌。多少水分が多くなっただけで種の形はそのままだった。どうやらこれを漉すらしい。
粗目のパンチングざるで絞り漉す。真っ赤な液体が出てくる。あー、タバスコっぽいじゃない。むしろ種が粉砕されずに残っていたほうが種の雑味や渋みが入らずに良かったかもしれない。ただ絞りカスがだいぶ出来た。なんとなく食べるラー油っぽい。これはこれで何かに使えそう。

消毒した容器に移し替える。いいじゃない。すぐに味見をしたいとこだがタバスコは熟成させる事により、あの辛さの中に旨味とまろやかさが生まれるとの事。最低でも1か月は冷蔵庫で保管する。青い実も同じく粉砕。赤い実よりも水分が若干多かった。なかなか色鮮やかな仕上がり。味くらべしてみたいがもう少しの我慢。